電気基礎講座1 プログラム学習による基礎電気工学 直流編 - Amazon

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松下電器工学院編著の『プログラム学習による基礎電気工学 直流編』を紹介。


どんな人におすすめ?

  • 初心者
  • これから電子回路とかやっていこうと思うけど、まずは電気の基礎から始めたい人
  • 電気回路の本は何冊か読んだが、どれも途中で飽きてしまう人

どんな本?

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上は本のカバーに書かれている言葉ですが、実際は中学生レベルから電気回路について学んでいく本です。

水をつかった電圧、電流のお話から始まり、オームの法則、直列回路、並列回路、電源、キルヒホッフの法則…といった感じの流れで書かれています。

ちなみに最初の出版は昭和50年です。
古い!しかし中身は最高の学習書です。

ちょっと最初のまえがきを引用させてもらいます。
この講座は、松下電器産業株式会社の教育訓練機関である松下電器工学院で社員教育に用いた電気の基礎教育教材を、工業高等学校および各職業訓練校の学習指導要領を参考にしながら、従来の学校教科書とプログラム学習書を参照し、いままでの教育方法にこだわらないで、教育体験に基づいたプログラム学習方式で執筆編集しました。 
松下電器産業株式会社というのは、今のパナソニックです。
創業者は、経営の神様とよばれる松下幸之助。
そんなビッグなところの教育訓練機関が出版している本です。

そして、同じまえがきで、本書の使用目的が書かれています。
1.工業高等学校、高等職業訓練校、各種学校および企業内教育機関において、電気基礎科目の教科書・参考書として使用できる。

2.電気を専門としない機械・化学・経営分野の人に対して、現代の社会で活躍するのに必要な電気に関する技術知識の学習書として使用できる。

3.高級化していく電化製品、自動化の進む製造工程の各種装置、自動工作機械および工業計測器を理解し駆使しうる有能な産業人として必要な電気の基礎知識の学習書として使用できる。

4.視聴覚教育機器のソフトウェアとして使用できる。

5.独習書として使用できる。 
…と色々書くと、すごく難しそうな感じしますよね?
全然難しくありません。


中身をちょっと見てみると…

一番最初、電気回路のページを見てみましょう。
下半分はモザイクかけておきますね。
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まず学習の概要で、その章で学ぶことがまとめられています。
ここで全部理解できる場合は、次の章まで飛ばしても構いません。 

次のページから、学習の展開、優しく詳しく教えてくれます。 
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左が先生の語り、右が生徒の反応。みたいな感じで進んでいきます。
こういう形式だと、独学でも楽しく学べますし、飽きません。

ちょっと後ろのほうまでページをめくって…キルヒホッフの法則を見てみましょう。
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キルヒホッフってなに?って疑問をもつ方もいるかもしれませんが
初心者がやるような簡単な回路設計ではまず話題になりませんね。
複雑な回路を設計していく上では、重要な要素になりますから、勉強しておくとよいと思います。

一見難しそうな法則ですが、この本ではもちろん優しく解説してくれていますので、最後まで読んでもわからない…ということはないと思います。

この本のシリーズ

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今回ご紹介した本以外にも、いろいろと出ております。
上の写真は、わたしが持っている本だけですが、これ以外にもあります。

なぜ、基礎電気工学 直流編が2冊もあるの…?と思った方いますかね。
実は1冊目をなくしたと思ったので、2冊目を買ったんですが、少しして探して見たら見つかってしまったという。
なので必要もないのに同じ本が2冊あります…。

最初からシリーズ全てを買うことはおすすめしません。
まずは直流編をお読みいただいてから、次買うかどうかを決めたほうがいいです。

 
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